花粉症で悩まされる季節がやってきました。

この季節の肌は、 花粉の影響で鼻をかんだり、目をこすったりという物理的な刺激と 三寒四温(寒さが3日続いた後に温かい日が4日続くという事が交互に繰り返される) と言う季節が相まって、大きくゆらぎ不安定な状況になってしまいます。

また、血管に入ったヒスタミンは痒みを引き起こし、 掻くことで肌にダメージを与え、美容上の悩みとなります。

花粉症が乾燥肌や肌荒れを引き起こすというメカニズムですが、

新たな花粉症のメカニズムが2月2日のTVで放送されました。

それは、石井正則先生による 「花粉症の原因は乾燥肌」であるということです。 乾燥肌は皮膚表面のバリア機能が弱く、 皮膚に対して無防備の状態になっています。 その無防備な状態に花粉が付着すると、そこから肌内部に侵入して かゆみ、炎症を引き起こすとの事(花粉症皮膚炎)。 さらに、皮膚のアレルギーは鼻や目に拡がり、 鼻炎や目のかゆみを起こさせるとの事でした。 花粉は、粘膜や肌(乾燥)から侵入してアレルギーを起こすと 考えられています。

洗顔をしっかり行って、モイスチャーバランスを保ち、肌から侵入する花粉を防ぐことも忘れないで下さいね。

参考・引用文献 石井正則「世界一受けたい授業」 日本テレビ(2013.2.2.放映)